マーケロボCEO田中亮大のブログ

Marketing-Robotics(マーケロボ)B2Bマーケ/セールス専門企業

WeWork入居のメリット3つ【マーケロボのオフィス転々履歴】

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こんにちは!WeWorkerの田中亮大・・・

ではなく、Marketing-Robotics(マーケロボ)株式会社の田中亮大です。

WeWorkが快適過ぎて、WeWorkが好きすぎて、WeWork内での本社移転をしました。

 

当社マーケロボは、もともとWeWork新橋が本社でしたが、

4月1日より、WeWorkアークヒルズサウスタワーに移転します。

〒106-0032

東京都港区六本木1-4-5

アーヒルズサウスタワー16F(WeWork内)

となります。

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これ以上ないワーク環境です。

アークヒルズのWeWorkは、日本の1号拠点ということもあり、WeWork本社の気合の入り方も強めで入居者にとっては、非常に快適です。

 

六本木一丁目駅直結でアクセスも最高。

六本木駅 / 溜池山王駅 / 神谷町駅からも徒歩10分圏内です。

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外観は、こんな感じ。

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WeWorkは、ご存じビール飲み放題。フリースペースも充実。

毎週のように、マーケロボ主催でセミナーやイベントを開催しておりますので、

ぜひお気軽にお越しください。

 

最近特に、WeWorkどう?と聞かれることも増えたので、生粋のWeWorkerとして、WeWork入居のメリットを3つまとめてみます。

その際に、マーケロボのオフィス転々履歴もあった方が分かりやすいため、合わせて書きました。WeWorkに辿り着くまでの各ステージでの学びをシェアします。

 

マーケロボのオフィス転々履歴

タクセル(現:Marketing-Robotics(マーケロボ))は、2016年9月に設立。

アークヒルズサウスタワーに行きつくまでに4つのオフィスを転々としてきました。

 

自宅の一角(2016/9~2017/11)@世田谷

当初は在宅コールセンター(インサイドセールスBPO)のためオフィスは自宅です。

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在宅ワークの職域を広げることを目的としていましたので、スタッフ20名くらいいましたが、誰とも直接会うことはありません。一度も会わずに正社員採用もしてました。

 

何度も先輩経営者から、

オフィスは構えろ!なるべく同じ時間を同じ場所で過ごした方がいい!

と指導頂きました。

 

しかし、頑なに、拒否。全社員リモートワークで組織運営する。

中途半端はやらない!会わなくても大丈夫!

来客対応もしない!来客もWeb会議のみ!と1年以上走った結果・・・

事業は回っていましたが、ずっと家にいることで運動不足。

そして夫婦喧嘩誘因・・・

やっぱり、先人の知恵は正しいですね。

【亭主元気で留守が良い】ということが、最大の学びでした。

 

1坪のシェアオフィス(2017/12~2018/3)@渋谷

運動不足の解消が目的で自転車で家から通える場所。

ということで、渋谷区に一人用シェアオフィスを構えます。

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ご覧の通り、いわゆるTHEシェアオフィス。窓もなく、隣の人との会話もない。

ドヨ~ンとした空気感に漂っていました。

 

男たるもの「起きて半畳、寝て一畳」の精神が大事だ!と思って借りましたが、

 

決して、毎日オフィスに行くのが楽しみでワクワクが溢れる場所ではない・・・

決して、来客する顧客からお世辞でも笑顔が溢れることもない。

しかも、駅から少し遠い・・・

 

結果、本棚・書類置き場としての利用価値しかありませんでした。

せっかくオフィスを構えるなら、

自分(社員)が行きたくなる場所

来客しやすい(また来たくなる)場所

にする、という、とんでもなく当たり前なことを学びました。

 

9坪のシェアオフィス(2018/4~2018/11)@五反田

設立当初の事業である在宅インサイドセールスBPOからMA(マーケティングオートメーション)事業へと転換したため、在宅に固執する必要が無くなりました。何事もバランスが大事。リモートワークは推奨しつつ、先輩経営者の助言を2年越に受入ました。

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私と、新規事業立上げメンバー2名(一人は福岡のためWeb画面越し)と2歳の息子で入居作業。今は、2名のうち、1名は起業して巣立っていきました!頑張れ。

 

五反田を選んだ理由は、何となく!五反田ベンチャーが流行っているらしい。以上。

 

話変わって、一人あたりのオフィス面積は2~3坪以上らしいですね。

 

知りませんでした。入居時点で2名だったメンバーは2ヵ月後には10名を超え、

9坪のオフィスで、一人1坪以下という事態が発生。

 

早々に、社内でクレームの嵐。集中できない。電話がうるさい。

ということで、五反田オフィスの徒歩1分の場所に、ワンルームマンションを借りて、

インサイドセールス部隊と切り分けました。

 

在宅&一人で働く期間が長く、人との距離感が麻痺してたのでしょう。

なるほど、オフィスに人を詰め込み過ぎるとウザいな

距離が近すぎても駄目

という、人として大事なことを学びました。

 

WeWork新橋(2018/12~2019/3)@御成門

今までの学びの集大成。

・社員が行きたくなる

・来客しやすい(来たくなる)

・距離が適度

この条件を満たすために、複数のデザイン会社と打合せを行い、何件も内見した結果。

 

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に勝るものは無い!という結論に至り、早々に空きが出たWeWork新橋に入居。

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今までのオフィスの100倍すばらしい(※100%個人所感)

 

自社で、WeWorkのような内装デザインをつくるとしたら、5千万円~はかかる見積もりでした。WeWorkは、敷金礼金なく、家具もセットで、原状回復も無いオフィスに明日から即日入居できる。言うまでもなく、社員がいきたくなる。WeWork即決でした。

 

WeWorkは一人1デスクあるだけでなく、フリースペースが充実しているので、距離が適度どころか、オフィス内にカフェがあるイメージで、気分転換に場所を変えながら仕事ができます。

 

来社しやすい(来たくなる)なるオフィスかどうかは、WeWorkの話題性も加味されて、WeWork行ったこと無いから行ってみたい。また来たいと皆さんに言ってもらえます。

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WeWorkのメリット

オフィスを転々としてきたマーケロボが感じるWeWorkのメリットは3つ。

 

①営業活動にプラス

今までの常識は、シェアオフィスが本社=マイナスな印象。マイナスは言い過ぎでもプラスな印象にはなりません。

 

顧客の心の声は、シェアオフィスの会社に対して、

「節約してるな」よりも、「儲かってないのかな」「大丈夫かな」と不安になります。

 

しかし、WeWorkは、この常識を覆してくれました。

WeWorkが本社=好印象。WeWork=高い賃料だと皆さんが知っています。WeWorkが本社のITベンチャーという点で、顧客から安心感を感じてもらえるようになりました。

 

更に、一度WeWorkに行ってみたい!と仰る方も多く、訪問型ではなく、来客型で営業活動ができるため、移動コスト(費用、時間)の劇的な削減となります。

 

②採用活動にプラス

誰も、社長の自宅で働きたくありません。雑居ビルを好んで選ぶ人もいません。9坪に閉じ込められて働きたい人もいません。テレビでも頻繁にWeWorkが取り上げられているお陰で、WeWorkで働いてみたい!と思っている人が増えています。

WeWorkって知ってます?

仕事終わりに、うちのオフィスに遊びにきませんか^^

駅直結で、ビールも飲み放題なんです。

 

このフレーズが言えると言えないで、採用の面談設定率が雲泥の差です。どれだけオフィスを見栄えよく写真で取っても、面接にきたらバレます。WeWorkは、来れば、自然と、おぉ~と気持ちが上がるオフィス、デザインです。この武器を手に入れたことは採用活動において非常に大きいです。

 

③社内エンゲージにプラス

順番は最後にしましたが、一番メリットだと感じているのは、この社内エンゲージメントへの影響です。未来の一緒に働く仲間より、今一緒に働く仲間が大事に決まっています。そのメンバーが喜んでいる!これに勝る価値はありません。

 

アーヒルズに自社単体で入居しようと思ったら、億単位の費用が必要。与信が厳しい。何年後に入居できるか分かりません。

しかし、WeWorkなら、この時間短縮が一瞬で可能にります。

 

設立2年そこらのベンチャーが1流のオフィス環境に身を置ける。それがWeWork最大のメリットだと思います。

 

この1流のオフィス環境に、

入居者同士の会話があり

入居企業の半数は海外企業で刺激があり

アイデアを刺激するデザインがあり

毎日ナレッジを吸収できるイベント開催があり

入居者限定のSNSアプリがあり

 

・・・他にもWeWork独自のサポートがあることで

確実に社内メンバーのセルフイメージが上がります。

 

(おまけ)WeWorkって高くない?への回答

はい、高いです。

月いくら払っているか来客者に伝えたら、引かれます。

事情を説明しないで、投資家に月賃料だけ伝えたら絶対怒られます。

 

しかし、上記メリットが手に入ることを考えれば安いですし、

キャッシュフローで考えても自社で賃貸契約するよりも安いです。

(向こう1年11ヶ月限定)

 

あくまで当社マーケロボでの計算式ですが、成長過程にあるベンチャー・スタートアップ企業の方々には参考になるかと思い記載します。

 

【通常オフィスの場合】

採用計画・成長戦略からして、40名ほどのオフィスが必要。

一人2坪で80坪~は必要。

坪単価2万5千円以下(共益費・税込)。

この条件で、下記の数値感になります。

・月賃料:約210万円(坪2万円強+通信/電気/コピー等/税込)

・敷金礼金:約2,160万円(12ヶ月計算/税込)

・内装費:約1,728万円(坪20万円/税込)

→1年目CF▲6,408万円

→2年目CF▲2,520万円

2年間合計CF▲8,928万円

 

【WeWeorkの場合】

40デスクで、約350万円(税込)。以上。

月賃料だけ見ると、通常オフィス180万円に対して約2倍になってしまいますが、

通信環境、電気代、コピー代なども全部込と考えれば約1.5倍となり、ここにビールやコーヒーなどのドリンク代も加味すれば、もっと下がります。

→1年目CF▲4,900万円(デポジット2ヵ月含)

→2年目CF▲4,200万円

2年間合計CF▲9,100万円

 

と計算すると丸2年、24ヵ月目で、CF(キャッシュフロー)ベースでWeWorkの方が、

▲172万円と高くなっていますが、

1年11ヶ月時点では

+178万円でWeWorkがCFベースでもお得です。

 

さらに、向こう2年間の人員の増減を鑑みたら、半年前告知の通常オフィスより、来月出ます!と言えるWeWorkの方がリスクが下がります。

 

こういった観点からも、成長フェーズにある当社マーケロボは、メリット云々以前にCFベースで見ても、WeWorkの方が最適であったため、本社をWeWorkに構えることとなりました。

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4/1が入居で、今日時点(3/30)では何も無いアークヒルズサウスタワーに一足先に来てこの記事を書きました。WeWorkのメリットを最大限に活かしつつ、マーケロボの成長を加速させていきます。引き続き、よろしくお願いいたします。

 

Marketing-Robotics(マーケロボ)

田中亮大